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- 作者: 小路幸也
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2008/04/18
- メディア: 文庫
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【バンドワゴン効果】
ある選択が多数に受け入れられている、流行しているという情報が流れることで、その選択への支持が一層強くなることを指す。
お昼にジャーナリズムシンポジウムに行く。
14時から18時までの長丁場。
ある新聞社の社長さんの話の中で、
「東大卒を今年4人採用してすでに3人が辞めた。
それは、彼らのせいではなく、ジャーナリストの素質を見間違えた採用側の責任だ。」
と言っていたのが印象的。
言い換えれば、ジャーナリストという職業には、
”特別な素質を持つ人”
しか就くことができないということですね。
彼の意見は、ジャーナリズムの世界に素人が安易に入ってくるのは良い傾向ではなく、
近年流行の市民ジャーナリズムのようなものも好ましくない、ということ。
私は日本の報道レベルは高いんじゃないかと思う。
(外国の新聞と読み比べたわけじゃないからよくわかんないけど。
海外メディアについての本とか読んでてそう思う。)
毎朝、新聞が家庭に決まった時間に届くのだってすごいことだし、
新聞の普及率が減ったとか言っても、なんだかんだ通勤電車の中では
おじさんたちはほぼ全員新聞読んでます。
どんなに満員電車でも。
報道レベルが高いというよりも、信頼性の問題かもしれない。
多くの日本人は、新聞の内容を「信頼」している。
多くの日本人は、ジャーナリストを「信頼」している。
でも、だからこそ鵜呑みにしちゃう人が多いのだと思う。
これだけ情報が溢れまくってるから、
新聞みたいな総合的なメディアはもういらないのかもしれない。
――――
「一日が26時間あったら、あの人は会いに来てくれるでしょうか?」
っていうキャッチコピーについて(神保町でひたすら野菜を食べながら)話す。
こういう発言をする女のことはきっと友達にはなれないと思う
という結論で幕を閉じた。
土曜が終わる悲しさ。
明日が終わればまた月曜。