国境の南、太陽の西 (講談社文庫)作者: 村上春樹出版社/メーカー: 講談社発売日: 1995/10/04メディア: 文庫購入: 15人 クリック: 230回この商品を含むブログ (285件) を見る

3年ぶりくらいに写真家の友達に会いました。
目を見て、会話が出来なくなってた。
会ってなかった3年間のうちに一体何があったんだろう。

写真も、今回は見せてくれなかった。

彼の口から発せられる言葉のほとんどが
マイナスワードで、
正直料理が出てくれる前に帰りたいと思ってしまった。

日本の大学を批判し、
大学院にいる学生を批判し、
研究室の先生を批判し、
ドバイにあるくるくる回るビルを批判し、
ドバイに旅行にいく富裕層を批判し、
コンクリートでできた建物を批判し、
資本主義を批判し、
大量消費社会を批判し、
ポストモダン後の建築すべてを批判し、
MIKIMOTOを批判し、
石山修武を批判し、
就職活動を批判し、
日本のジャーナリズムを批判し、
成田空港を批判し、
日本の外交政策を批判し、
タイで女の子を買う日本人を批判し、
日本で身売りをする女の子を批判し、
派遣社員を批判し、
新聞の社会面を批判し、

午前中に私が見て、うっとりしていた
アンドリューワイエスを批判した。


「あぁーーもうこの人と会うのはやめよう」
と心の中で思ったのに、
来春から京都で働くということを聞いて、
すごく寂しくなった。

ほとんど会わないけど、
この殿方とは中学3年生のときから友達なのだ、そういえば。