あいまいな日本の私 (岩波新書)

あいまいな日本の私 (岩波新書)

中心に空洞があって、そこにはなにも実在しない。
ところがその何も無い空洞がたくみに操作されて、権力による民衆支配を安定させているのです。
その民衆を支配する主体を探して責任を追及してみると、行きつくところが中心の空洞だった、ということは戦後史にしばしばありました。